2020.04.15
新型コロナウイルス拡大に伴う当院の対応方針
当院で不妊治療を行なっている患者さまや、これから治療をお考えの方で、新型コロナウイルス感染の拡大やそれに伴う影響で治療に関する不安を感じている方が多いと思います。当院で行なっている対応方針についてご案内致します。
1.当院で行なっている感染予防
行政や厚生労働省が打ち出している対策方針を基に予防を行います。
・職員はマスクを着用し、頻回に手洗い消毒を行います。
・クリニック内の換気を行います
・クリニック内、待合室、診察室、などの消毒は頻回に行います。
・診察台、内診台、手術台は診察ごとに消毒を行います。
・発熱、倦怠感、咳、味覚・臭覚異常、体調不良などの症状がある職員、近親者に感染者がいる職員は出勤させておりません。
・職員の不要不急の外出自粛を喚起し、自らの感染予防に努めます。
2.受診される患者様にお願いしていること
・発熱、倦怠感、咳、味覚・臭覚異常、体調不良などある場合は来院をお控えいただいております。
・近親者に感染者、またその疑いのある方がいらっしゃる患者さまも来院をお控えいただいております。
・患者様におかれましてもマスクの着用をお願いします。お持ちでない方の診察はできかねますのでご了承ください。クリニックの受付前に設置してあるアルコール消毒液で手指の消毒を行ってからクリニック内にお入りいただいています。
・クリニックへの立ち入りは患者さま本人のみとし、付き添いは当面の間ご遠慮いただいております。(必要な場合はご相談させていただきます)
3.診療に関して
・診療は上記の感染予防を行いながら診療時間、内容とも通常通り行います。
今後の状況により変更する場合もございますがご了承下さい。
・2020年4月1日に日本生殖医学会から学会員に対して、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する声明が出されました。
内容の概略は
「COVID-19感染は妊娠に対する影響が明らかになっていないこと、妊婦における治療が確立されていないこと、などから不妊治療による妊娠が成立したあとのCOVID-19感染への対応に苦慮することが予想されます。このような背景から不妊治療の延期の選択肢としてを患者さんに提示する事を推奨いたします。また採卵を予定している患者さんには胚凍結の上で胚移植の時期を検討するよう、また胚移植を検討している患者さんについても同様の検討をする事をお願いいたします。」
(http://www.jsrm.or.jp/announce/187.pdf)
そこで日本産科婦人科学会が認定する生殖補助医療の認定施設である当院としては、以上の声明に従い、患者さま個々とよく相談し個々の状況に沿った方針を検討します。最終的には患者さま自身の意志のもとで治療方針を決定する事とします。
医療法人 越田クリニック
院長 山田成利