2022.03.05
2022年4月1日より不妊治療が保険適用となります
保険適応の範囲はタイミング法・人工授精の一般不妊治療、体外受精・顕微授精、
男性不妊の手術の生殖補助医療です。
当院でも、今までと同じ治療方針、同じ治療内容で保険診療を行います。
保険適応としてまだ認められていない不妊治療に関する「先進医療」はすべて実施施設と
しての申請を行う予定ですので、保険診療との併用が可能になり同時に受けることができ
ます。
体外受精、顕微授精の保険適用は、治療開始時点で女性の年齢が43歳未満であることが
要件となっています。 治療開始時点の女性の年齢が、40歳未満の場合は子ども1人につき
最大6回まで、40歳以上43歳未満の場合は最大3回まで適用するとしています。その回数
は、採卵回数ではなく、胚移植回数によります。
今までに各自治体より助成金を受給した回数は含まず、4月の保険適用より胚移植の回数
で新たにカウントされます。
移行期における特定不妊治療の助成制度の取り扱い
3月中に体外受精治療を開始されれば、治療が4月以降にかかった場合にも助成金を受け
ることができます。申請の期限などは各自治体により異なりますのでご確認ください。