医療法人 越田クリニック

不妊治療トピックス

《 漢方コラム 》

2025.09.18 漢方コラム

天気痛と漢方

9月7日に行われた産婦人科漢方研究会の教育講演で、天気による体調の崩れを研究していらっしゃる愛知医科大学の佐藤純先生の興味深いお話を聞くことができました。

私自身、頻繁に頭痛に悩まされ、原因も多数あるようで、雨の日前も、逆に晴れの日も、電車ですれ違った時の香水のにおいや、様々なきっかけで頭痛が起こり、ひどい日は吐き気が起こります。

佐藤先生によると、人の耳に気圧センサーがあり、感受性が敏感な人はストレスホルモンが働いて、気圧の変化時は様々な症状がおこるそうです。

治療薬は、耳鼻科で処方される抗めまい薬や、漢方薬では五苓散、呉茱萸湯、苓桂朮甘湯、半夏白朮天麻湯などが有効だそうです。

その他、耳のくるくる体操もおしえていただきました。ウェザーニュース社と共同開発された「天気痛アプリ」を使用して、起こる前に耳くるくる体操をし、漢方薬もすぐに服用できるように準備をするなど対策出来そうです。

天気による体調不良でお悩みの方、ぜひ漢方外来でご相談ください。

医師 中井 恭子

中井医師の「漢方コラム」