2017.01.07 漢方コラム
花粉症の漢方
今や花粉症は、日本で増加している疾患です。抗アレルギー剤を服用してもなかなか症状がおさまらず、仕事に支障をきたす方や、薬を服用すると眠くなるので昼間は服用できない方も多くお見受けします。そういった方に朗報です。
漢方薬を服用するメリットは
- 即効性があります
- 眠気や倦怠感はなく、逆に目が冴えます
- 服用しているうちに年々症状が改善し、服用量が減ってきます
漢方エキス剤では
- 麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)
くしゃみ・鼻水・鼻づまり・かゆみ(目・鼻・耳など)に、頓服で、即効性があります - 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
麻黄附子細辛湯を服用しても、大量の鼻水がぽたぽた落ちたり、効きが悪いときに併用します - 苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)
麻黄附子細辛湯や小青竜湯に含まれる麻黄が合わない方には、こちらがおすすめです。上記と併用するのもよいです