2014.07.16
救急車
先日一般道で衝突事故に遭遇しました。
事故が起きた直後らしく、ケガをされた方が車外に這い出てくるところでした。
私も車外に出て救急車を要請し、声をかけて意識の有無や頭を打ってないかを確認しました。
また車から煙も出ていたので慌てて同乗者を救出し、救急車を待つこと10分。
救急車に乗り込んだものの、なかなか出発しませんでした。
搬送先が見つからないようでした。
私はただ横で励ますことしかできず時間は過ぎていきます。
救急隊員の方々は、ドクターカーの要請も含め搬送先をあたりますが受け入れ不能と言われるばかり。
20分以上経ったでしょうか。ようやく少し遠くの病院に決まり出発できました。
総務省の報告では、病院収容まで平均38.7分とありました。
遅くなる原因として、救急車の不適切利用と救急対応できる医療機関の不足が挙げられます。
適切な利用ってどういうこと?と思い調べてみると、消防庁のHPにマニュアルがありました。
http://www.fdma.go.jp/html/life/kyuukyuusya_manual/pdf/2011/japanese.pdf
また、呼ぶべきか迷った時の電話相談もあるようです。
(大阪市は 電話♯7119または06-6582-7119)
こういったサービスの利用が広まれば、搬送時間の短縮につながるのかなと思いました。
皆様ももしもの時のためにご参考になさってください。
医療技術部 横山裕美子