2016.01.27
不思議の国のアリス
世界的に有名な児童文学「不思議の国のアリス」。
子供のころ、ディズニーや絵本で読んだことはあったのですが、この歳になって新たな訳で読み返しております。
本を手にしたきっかけは、帯の宣伝文句を見て絶対に買わなくては!と思ってしまったからで、
「村上由佳(直木賞作家)の新訳」←これだけでもインパクト大ですが
「ト―べ・ヤンソンの”幻のアリス”」!?
あのムーミンを生み出した、トーベ・ヤンソンです!
トーベ・ヤンソンの挿絵は、今まで私が知っていたアリスとは違い、少し陰鬱でどことなく寂しげな印象を受けます。その他の登場人物もかなり個性的で、大人向けの作品のようです。
ヤンソンのアリスに全く影響を受けていない訳もまた斬新で、自由奔放でいけいけドンドンなアリスが物語をより一層楽しくしてくれます
話の内容は昔と変わりないのに、読んだ後味は今までとはまるで違います。
挿絵だけでも楽しいので、機会あれば是非手にとってみてください。
医療技術部
横山