2014.06.18
第33回 日本アンドロロジー学会
先日、軽井沢にて開催された「日本アンドロロジー学会」に参加して参りました
“アンドロロジーって何” となる方も多いかと思いますが、
アンドロロジー(andrology)とは、“男性科学”という意味で、
男性ホルモンであるアンドロゲンに関する研究すべてを包括して指します。
ちなみに“男性科学”に対する言葉が “婦人科学(gynecology)” です
今学会は、男性不妊治療に関する内容はもちろん、精子形成に関する基礎研究や、
精巣がん・前立腺がん治療についてなど、非常に多岐にわたる発表がありました。
男性不妊治療分野では、
無精子症患者に対する顕微鏡下精子採取術 (MD-TESE) の成績についてや、
精巣内精子を用いた顕微授精の成績 (TESE-ICSI) など、
他院での実際の成績を聞く貴重な機会を得ることができました
私は今回初めて軽井沢に訪れたのですが、空気も良くて緑にあふれ、とても癒されました
関西在住だと、軽井沢はあまりなじみがない場所のように感じますが、
東京から新幹線1時間で行くことができます
新大阪から新幹線に乗ってしまえば、途中お弁当を食べつつ、あっという間でした
軽井沢駅を降りてすぐ近くには、大きなアウトレットがあり、
周辺にはオシャレなカフェや、おいしいフランス料理店もたくさんあるようなので、
今度はプライベートでいろいろ行ってみたいです
そして、学会で得ることができた新たな知見は、しっかりとクリニックに還元していく予定です
患者様により良い治療を受けて頂けますよう、今後とも邁進して参ります。
医療技術部 久保 早織