2012.08.04
高千穂
宮崎県・高千穂へ、先日初めて行ってきました。
まずは高千穂神社
創建は1900年前と言われ、高千穂八十八社の総社として由緒ある神社です。
鳥居をくぐると境内は樹齢数百年の杉木立に囲まれ、荘厳な雰囲気に包まれます。
まるで建物よりも主役のような顔をした老木たち
衝動に駆られ、大きな木に抱き着きました(笑)
本殿の左側に、根本が一つになった珍しい“夫婦杉”があります。
好きな人と手をつないでこの杉の周りを三回廻ると
「いつまでも仲良く」「家内安全」「子孫繁栄」の願いがかなうそうです
そして高千穂峡
阿蘇溶岩の浸食によって出来たV字渓谷で、断崖絶壁が7㌔に渡って続いています。
残念ながら、先日までの大雨の影響で川が増水しており、ボートには乗れませんでした
それでも、ごつごつした岩肌や神秘的な真名井の滝を目の当たりにして、
心が洗われるような感覚になりました
そのあと、天岩戸神社へ
太陽神アマテラスが弟スサノオの乱暴に怒り、山中の洞窟天・岩戸に姿を隠した有名な神話の残る神社。
ご神体の天岩戸周辺は立ち入ることのできない禁足地ですが、社務所に申し込めばお祓いを受けて遥拝所案内してもらえます。
私たちも、お祓いを受け、お話を聞きながら案内してもらいました。
天岩戸神社西本宮から岩戸川沿いに上流に歩いて10分程に、小さな洞窟‘迎幕窟’のある天安河原があります。
アマテラスが天岩戸に隠れた際に、八百万の神が集まって相談をしたという場所。
そこは昼間でもうす暗く、少しひんやりとした独特の雰囲気でした。
以前、高野山・奥の院ではスピリチャルを感じすぎて、翌日体調を崩してしまった私ですが(笑)、
ここ高千穂は決して近寄りがたい場所ではなく、気負わず心安らげる感じです
紅葉の季節にもう一度来てみたいなと思いました
越田クリニック 受付 鍋谷典子